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【認定PT解説】高次脳機能障害リハビリの「見えない壁」を破る!麻痺専門家による統合トレーニング

 高次脳機能障害 リハビリは、なぜ「難しい」と感じるのでしょうか?

それは、記憶、注意、計画性といった「頭の司令塔」の機能に生じる、外から見えにくい「見えない障害」だからです。

 

 この記事では、麻痺の専門家である脳卒中認定理学療法士が、麻痺と高次脳機能障害の密接な関係を解説し、社会復帰を実現するための統合トレーニング戦略を公開します。

高次脳機能障害とは?あなたの「困難」の正体を知る

「知る」ことが回復への第一歩:
なぜ「見えない障害」は難しいのか?

 「高次脳機能障害 難しい」と感じるのは、ご本人の努力不足ではありません。

 それは、脳出血や脳梗塞によって生じた、「頭の司令塔の機能不全」です。私たちは、この困難の正体を知ることが、リハビリの第一歩だと考えます。

麻痺と深く関わる主な症状と日常生活での現れ方

注意障害:

一つのことに集中できない、同時に二つのことができない。

麻痺側の足に注意を払えず、歩行が不安定になったり、転びやすくなったりする。

遂行機能障害:

段取りが立てられない、計画的に行動できない。

 

「歩く」という複雑な動作の計画ができず、動きが止まってしまう。麻痺 リハビリの練習を定着させるのも難しくなります。

認定PTの専門的見解:安全な歩行は「司令塔」の機能が鍵

「麻痺と高次脳機能障害」は脳内で密接に連携している

医学的アドバイス:

私たちは麻痺の専門家ですが、高次脳機能障害の改善なしに安全で効率的な歩行は達成できないと確信しています。

 

なぜなら、「歩く」という動作自体が、注意、記憶、遂行機能といった高次の機能をフル活用しているからです。

 

麻痺があっても、この司令塔の機能を高めれば、残された身体機能を最大限に活用できるようになります。

リハビリのアドバイス:保険リハビリの「期間制限」を超えた回復

データに基づく事実:

 

高次脳機能障害のリハビリは、6ヶ月(保険の回復期リハビリ期間)を超えても成果が得られることが示されています。

 

これは、長期間の訓練によって脳の再配線(ニューロトレーニング)が進むためです。

 

自費リハビリは、この「保険の制限」を超えて、身体と認知の両方を統合的に改善する集中的なトレーニングを提供します。

関連研究論文

會田玉美ら:高次脳機能障害のリハビリテーションと連携.リハビリテーション連携科学 26:1-11 2025

ラクシオンの統合トレーニング:「なぜ?」を理解し根本を変える

脳のメカニズム:「行動変容」ではなく「脳の再配線」を目指す

 従来の高次脳機能障害リハビリで紹介される「行動変容療法」は、対症療法としては有効ですが、私たちのニューロトレーニングはさらに一歩踏み込みます。

 

「なぜ怒りっぽいのか?」

 

「なぜ集中できないのか?」

 

—その行動の裏にある脳の神経メカニズムを理解し、「脳の再配線(リワイヤリング)」を促すことで、行動を根本から変えることを目指します。

具体的なリハビリ方法:身体の動きで脳を再教育する

注意障害へのアプローチ:

不安定な場所での歩行トレーニングや、麻痺側への振動刺激を加え、「あえて注意を分散させないといけない環境」を作り、集中力を高める練習をする。

関連研究論文

南千尋ら:慢性期高次脳機能障害患者に対する注意トレーニングの効果.認知リハビリテーションVol.18, No.1, 2013

遂行機能障害へのアプローチ:

複雑な動作をいくつかに分解し、計画を立てて順序通りに実行する練習を繰り返す。

 

例えば、「座る→立ち上がる→一歩前に出る」という一連の動作を、脳内でシミュレーションさせながら行う。

関連研究論文

會田玉美ら:高次脳機能障害のリハビリテーションと連携.リハビリテーション連携科学 26:1-11 2025

感覚入力の活用:

身体を動かすだけでなく、感覚入力(NABOSOなど)を通じて注意や遂行機能といった高次脳機能を同時に刺激する、統合的なトレーニングを行います。

全身持久力へのアプローチ:

低体力は集中力の低下や、脳の処理機能の低下をきたします.

自転車エルゴメーターや反復したトレーニングによって全身の持久力を高めます.

まとめ:ご本人も周囲も諦めないことが回復への鍵

【認定PTからのアドバイス】

ラクシオン代表小宮良太

 高次脳機能障害は、ご本人にとってもご家族にとっても難しい問題ですが、「小さな工夫で成功体験を積む」ことが自信の回復に繋がります。

 

 身体と脳を同時に鍛える専門トレーニングで、自分らしい生活を取り戻す一歩を踏み出しましょう!

 

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小宮 良太

執筆者:

​ラクシオン片麻痺専門トレーニングジム.代表

脳卒中認定理学療法士
大学病院、リハビリ病院、クリニック、訪問リハビリなど臨床経験15年以上
2022年4月より独立 ラクシオン開業 自費リハビリ横浜川崎

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〒243-0018 神奈川県厚木市中町3-15-1 シャンボール本厚木1-A号室 (小田急線本厚木駅北口より徒歩5分)

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