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【検証】
「自律神経への介入」で運動機能は変化するのか?

第4回 脳拘束勉強会 レポート

答え:YES  自律神経への介入は運動機能を変化させる

今回の勉強会では、「自律神経への介入により弛緩不全からの収縮不全を改善できるか」をテーマに、実技を通して皆さんにその変化を実感していただきました.

自律神経の効果を実感できた方もいれば、難しかった方もいらっしゃいましたね.

自律神経への介入は、当てずっぽうでやっても無駄ということですね.

筋骨格系へのアプローチや神経系へのアプローチでもうまくいかない、

末梢循環不全などもない

でも精神的なもので片付けるのは逃げだよな、、、、

そんな時の介入手段の一つに.

自律神経への介入における生理学的根拠について

まぁ、入院していれば誰でも自律神経への影響は少なからずあるので、一定の効果は出そうですが...

 

 

おさらいのために、簡単に自律神経への介入に対する生理学的な根拠について説明しておきますね.

 

 

自律神経が乱れている場合、現代では多くの場合、交感神経の活動が過剰になることが多いとされています.

交感神経の活動によって筋活動は効果的に(血流の増大)

習慣的な筋活動や、持続的な交感神経活動

過活動(オーバーユース)と相反神経抑制によるインバランス状態

収縮筋の緊張↑

静脈の圧迫による循環不全

※静脈はヘニャヘニャなので、筋の緊張によって容易に圧迫を受ける

※静脈弁によって逆流防止されている

 

※場合によっては浮腫が生じることも

末梢循環不全 → 細胞内の酸素不足 → ATP不足 → 弛緩不全 → 収縮不全による筋出力低下

※酸素はミトコンドリアがATPを生成するために必要でしたね.

※嫌気代謝よりも好気代謝で効率的にATPが産生されることは皆さん知っていますよね(ATP不足)

 

※アクチン/ミオシンではATPを消費したら、次のATPが結合するまで筋肉は弛緩することができません(弛緩不全)

 

※長さ張力曲線から短縮位では筋張力は低下しますよね(収縮不全による筋出力低下)

 

※嫌気代謝はアシドーシスを高め筋収縮力を低下させる(筋収縮力低下)

さらに力を込めようとして、錐体路↑、交感神経↑

自律神経が直接的に筋肉へ作用することはないとされています.

血管運動を介して作用します.

副交感神経を刺激して、血管を緩ませることができます.

 

過剰な血流量を調整することで、末梢循環の改善を図っていくことが筋活動を変化させることになります.

これが交感神経と副交感神経

「弛緩不全による収縮不全を改善する」ための自律神経介入という、今回の勉強会の内容でした!!

 

 

呼吸や内臓器への介入だけでなく、本当は甲状軟骨や耳介への介入もやりたかったんです!そうすれば、みんな効果を実感できたはず.

今回は時間がなかったので、またいつの日か.

呼吸への理学療法アプローチ

技術は「知識×アイデア」で生まれる

「必要な知識は、学生時代にすでに習っています。」

そう、基礎知識は皆さんの頭の中にあります。

 

大切なのは、それをアイデアに昇華させ、目の前のクライアントの変化に結びつけること。

​知識 × アイデア = 技術

知識を知識で終わらせず、臨床で使える「技術」に変えていきましょう!

また次回の開催をお楽しみに!

2025.12.18  代表 小宮良太

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