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個別性のある片麻痺のためのトレーニング“5箇条”

更新日:13 時間前

個別性?


日頃からどんな方法がベストか


あなたにとって何がベストか


多くのクライアントの運動状況や身体のコンディショニング状況をみながら


考える日々



ふと気がついたことがあります


麻痺のあるクライアント

(※R-accion.では患者とは呼びません、利用者とも呼びません)

(※あなたは依頼者であり、クライアントです)



症状が似ていても


同じトレーニングにならない


効果が違うというよりは、


プランが違う


例えば、右麻痺で感覚障害が重度で運動している感覚がない方


そんな状況の方が複数名いても


私が同じトレーニングプランを提供していないことに、ある日気がつきました



もちろん評価してます


感覚障害の程度


運動麻痺の程度


動作観察などなど


(すみません、高次脳機能評価には限界が、、、)



でも違うトレーニング



どうしてだろうか?


と考えたわけです


センス?


直感?


その場の雰囲気?



私の頭が無意識に何かを判断して、


「このプログラムでやろうよ」


と意識に投げかけてくる



そう、それ!!


ただなんとなくやっているのではなく、


しっかりと考えると


違う方法が浮かんでくると言いますか、、


おそらく意識にのぼってこない情報を無意識で使いながら


私の脳が勝手にそうしているんだと思います


(本当のところは無意識だからわからないのですが、、、)




今日は頭が冴えて、考えがどんどん浮かぶなとか


理由はないけどこの人といたいとか


日常の中にもそういう時ってありますよね?



実は根拠がないけど、


そういうことってありませんか?



後付けで、


~~~だから


と理由をつけているだけで。




私たちは、何かに反応します


反応を繰り返しています


それが意識で自覚したキャッチだろうと、


無意識でキャッチしようとも



怖い話をしたい訳ではありません


リアクションの連続なんです



とはいえ、


私は理学療法士なので


私は麻痺専門なので


みなさまから貴重なお金をいただいている身なので、


「無意識だからよくわらかない」


で、済ませる訳にはいきません




頭の中で無意識的な判断を、私がしています


最善のトレーニングの提供のために


昨日のあなたを超えていただくために


だから、ちゃんと理由づけしてみようと


ちゃんと解釈してみようと思います。



==================


【内覧会のお知らせ📢】


大切なことを忘れていました



2025年 5月 6日(火曜) 振替休日   13:00~17:00



本厚木の新店舗にて内覧会を行います


場所はコチラ

▶︎〒243-0018

 神奈川県厚木市中町3-15-1

▶︎Googleマップ


営業開始は5月8日木曜日


内覧会に来てくださった方には


60分トレーニング1回分のチケットをプレゼントいたします!!(数量限定)


または体験トレーニングをプレゼントいたします!!!!(数量限定)


すみません、こちら枚数には限りを設けさせていただきます


そして、この60分トレーニング/体験の担当はニューフェイス小堀稔のみとさせていただきます。


その理由は後述します



移転に伴い、新たにスタッフを1名追加し、常時二人対応


一緒にR-accion.を支えてくれる小堀について簡単に紹介します



【小堀稔】


小堀稔
理学療法士 小堀 稔


「小堀稔(こぼりみのる)」というのですが、


私が自信をもって任せられる


期待のニューフェイス


このスタッフの特徴


なんといっても




「弟がイケメン」




弟がまじイケメン



大切なことなので2回繰り返しました



顔面の遺伝子はもっていかれてしまった小堀稔ですが、

(小堀のご両親NICE✨👍🏻)


身体の運動状況や動きに改善が必要なポイントを見抜くのが本当に速い


それに理学療法士である自分が好き


探究心もある


責任感もある


ユーモアもある


発言力もある


聴く耳を持っている(私は持ってないw)




信頼している人と一緒に仕事ができることはとても楽しみです


小堀稔共々、R-accion.をこれからもよろしくお願いします。


【お願い】


そしてお願いがございます


皆さんに小堀稔を鍛えてもらいたい


私が皆さんに鍛え上げられたように


小堀稔もたくさんの経験から、技術や知識をさらに高める必要があります


だから、皆さんにお願いです


どうか小堀稔を鍛えてください


そのために60分1回分/体験のチケットをお渡しします



R-accion.の新しい場所の確認と


60分無料トレーニング券を


お持ち帰りください!!


お待ちしております!!


🏳️‍🌈新店舗の場所

▶︎〒243-0018

 神奈川県厚木市中町3-15-1

▶︎Googleマップ




第2章 片麻痺専門トレーニングジムR-accion.(ラクシオン)


第2章の幕開けは、


本厚木で!!!!

※「ほんあつぎ」と読みます


小田急小田原線本厚木駅北口から徒歩5分


坂道ありません


段差ありません


砂利道ありません


東名厚木インターからお車で約7分(最短)


市営駐車場からは徒歩2分


電車でもお車でも安心


伊勢原からするとだいぶ都会、、


ビルばっかりだし、


人多いし、


車も多い、、、


車、時間帯によっては恐らく混みます、、、すみません。



神奈川県厚木市中町3-15-1

(本来堂歯科の隣)

▼▼▼GoogleMapで確認▼▼▼



▼▼▼市営中央公園地下駐車場▼▼▼

※トレーニング時間分の駐車券をお渡しします

※地下駐車場、エレベーターあり





================

さて、本題に入りましょうか

長々と失礼しました




最近、Mrs.GreenAppleという歌手というかバンドの勢いがすごいですよね


私はMrs.GreenApple のライラック


「割りに合わない疵(きず)も 認めてあげようぜ 僕は僕自信を 愛してる 愛せてる」


という最後の部分がお気に入りですw


だってさ、最後のさ、「愛せてる」ってよくない?


『愛せてる』ってこの表現


たまらんな~


今は愛せてるけど、過去未来のことはわからん!的な


実際そうだと思います


過去のことは過去のことと割り切って


そして未来のことは今の自分の積み重ねで決まってくる



そもそも『今』という時間はいつのことを指しているのか?


今っていつのことよ?


おっと…




また逸れた


すみません!!これはまたどこかで。面白いお話なので。



個別性のある片麻痺のためのトレーニング“5箇条”


麻痺の方の身体を動かすとき、トレーニングをするとき


私の頭の中の無意識的な判断を解釈する話でしたね



ここまでお待たせてしまい申し訳ありません


期待には必ず応えますので、ご安心ください


片麻痺のためのトレーニング5箇条


1)脳の発火


2)運動の連鎖


3)理解度/受け入れ度


4)運動に対する耐久性がどこまであるか


5)身体を動かす喜び、楽しみがあるか


これだけ ??


少ないと思いますか?


まだこれでも複雑だと私は考えています


物事はなんでもそうですが、


洗練されるほどにシンプルなものになるはずです


私はそう考えています


だから今後さらに磨き上げていきます


ですが、今はこれが最大限です



さて、中身を見ていきましょう


大きくまとめると、


1)~2)は脳神経や運動学の要素(つまり机上で考えられること)


3)~5)はクライアントの状況と捉えることができます(あなたの状況によって変わること)



こうやって考えてみると動きのチェックや麻痺に対する考え方よりも、クライアントのリアクションに重きをおいていることがわかります


難しく表現すると、【定数と変数】です


定数は定められており、変えることができない数のことです


変数は状況に応じて変わりうる数のことです


脳神経学や運動学というのは、様々な研究などの知見をもとに学として集約されたものです


ある程度のトレンドはあっても、この時代にあってはガラリと変わるようなことはありません(定数)


ですが、あなたの身体状況も精神状況(気分など)も刻一刻と変化している変数です


逆にこの変数を捉えられないと、


Aさん、Bさん、Cさんのトレーニングはほとんど似たような内容になりますね


それが一番良いでしょうか?


学校の授業を思い出してください


授業の内容について行ける人とそうでない人がでてきます


でも授業はカリキュラムが決められており、走り続けなければなりません



変数を捉え進めることができない状況では、そうなってしまうのです

(※学校でこれを実現して欲しいわけではないのでご注意、例え話です)


場合によっては、



「できないのはあなたがちゃんとやっていないからだ」




、、、そりゃ、ないぜよ(急な坂本龍馬 風)



個人の状態にあった今のベストなトレーニングをする必要があります




それでは片麻痺のためのトレーニング5箇条をもう少し詳しく説明していきましょう



1)脳の発火


私たちの脳は電気信号の交換によって、情報および指令の伝達を行なっています


「発火」というのは、脳が活動し電気を発した!と解釈してください


これをたくさんつくりたいんです


脳の中で電気をたくさん、


脳のスイッチをONにしていきたい

(※これが制御できず脳内で発火が乱立してしまう病的な状態を「てんかん」といいます)


障害を受けた脳の部位はスイッチONにすることはできませんが、


残っている脳のスイッチは本当にONにできていますか?


残っている部分をフル動員せずに


どうやって脳の障害を克服しましょう


簡単なことではありません




「動いた」


という運動した感覚とか


「コップを持とう」


という運動を指示したり


これはどちらも発火しています



だけど、脳の障害(梗塞や出血など)によりこの情報/指令の行き来がうまくできなくなっています


この脳の障害はこんな風に分類できます



▼感覚情報の到達点の障害


▼運動指令の発信源の障害


▼情報伝達するルートの障害



大きく分類すると、上記の3つに分類されます


実際はこのうちの一つだけだったり、


3つが重なり合ったりすることで、


麻痺の症状となっていきます



個別性のある片麻痺トレーニング


では、それぞれをどのように捉えてトレーニングしていくか


今回は分かりやすいように一つずつについて説明していきます



まずはこの2つ


▼感覚情報の到達点の障害

▼運動指令の発信源の障害


この二つは感覚と運動です。


「情報の到達点」というのは、私たちの皮膚や関節、筋肉で受け取った感覚情報を脳へ届けます。


感覚情報が届いた脳部位が「情報の到達点」です。


「指令の発信源」というのは、動け!と私たちの筋肉へ指令を与える指令塔の部分です。


運動の指令を筋肉へ伝える発信源のことです。



▼感覚情報の到達点の障害


手は動くけど、


感覚がない


そんな方はここの障害が強い可能性があります


財布の小銭が取れない


とか


細かい作業ができない


とか


力を入れすぎてしまう


とか


日常的にはそんな点に困ってしまうことが多いかもしれません



感覚の到達点が障害されてしまった場合、これまで通りに感じ取ることは難しいです


そのため今の身体にあった感じ方を習得していく必要があります




余談ですが、、


身体は、部分によって随分と感覚の鋭さが異なりますよね


すごく敏感に感じ取れる場所と


ご飯粒がついてても気づかなかったり



そもそも感覚って育てて来ているんです


これまでの発達、成長の中で



だから、麻痺になってからもう一度育て直すんです



この間、朝の日テレ[Zip]で


つけ爪の特集をしていました


魔女のような爪をつけている人たちの特集


5センチ以上もあるような付け爪をして


調理するんです


器用にも


なんなら菜箸代わりに


でもその付け爪に感覚はないですよね


つけ爪がついている指先の部分で感じているんですよね


こういう感覚を振動に変えて研究している田中教授という方がいて、、、


あ、また話が逸れてしまいそうなのでこれはまた今度。



不思議なことがあるんです


マッサージガンなどの振動刺激を麻痺の手に与えると、


振動が伝わっていることを自覚できることが多いんです


もちろん細かい刺激ではありません


それは強い刺激の部類です


音で感じて


目で感じて


実際に手で感じる


こうやってたくさんの感覚を使って、


フル動員しながら感覚をもう一度育てていくのです


赤ちゃんだった頃のように。




▼運動指令の発信源の障害


感覚はあっても、動かない


動かし方がわからない


強さを調節できない


そんな症状の方もいらっしゃいます


運動の司令官がダメージを受けるとそうなってしまいます


だらんと筋肉が弛緩し、


手脚がダラんとしてしまう方が多いです



筋肉には適度な張りが必要です


いつでも力が入るし、


いつでもリラックスできるような


適度な張り感です


この張り感を作ることをまず目標にトレーニングです


この張り感を作るために大切なことがあります


それは


「動く部分と動かない部分の境」


麻痺は麻痺


左麻痺なら左半身と考えますが、


左半身ってどこからのことだと思いますか?


背中の真ん中から左ですか?


それとも左肩から先ですか?


ここに大いなる誤解があります


ご自身の動く部位と動かない部位


ぜひ確認してみてください


そして、


この動く部分から作っていくことです


動く部分から、動かない部分へ少しずつ浸食させていくようにトレーニングしていきます



だから、とにかく動きましょう!



マッサージして、刺激してもらって、満足している場合ですか!!


それはリハビリでもトレーニングでもありませんよ!!


ただのリラクセーションです。


動きを作りたいのに、身体をほぐしてリラックスさせて休ませてどーするんですか!


あなたの身体には、動く場所と動かない場所の境が必ずあるはずです


まずは動くところから動かしてみませんか?



【脳は自己組織化する】


自己組織化という言葉を聞いたことはありますか?


これは、脳が自分の身体に合わせて脳内を組織化していくことを表しています


私たちの脳内の手の領域は、隣に座っているあなたの友人とほとんど変わりありません


同じような脳の構造と、同じような手の構造をしているからです


事故により脚や指を無くしてしまった人はどうだろうか?


治療のために、人差し指と中指をくっつけて長時間保持しなければならない場合、どうなってしまうのだろうか?


それだけで脳が変わります


感覚情報として必要な場所が変わり、


運動の指令方法が変わるからです

脳は使える場所を、使う分に応じて発達させます



だから、使わないところはどんどん衰えていきます


だからだから、スイッチをONにする必要があるんです


麻痺だから動かないなんて言ってないで、思ってないで、考えてないで、


不格好でいいから、


上手くできなくていいから、


思い通りじゃないけど、


まず動かしましょうよ



代償動作?


いつまでもそれじゃダメだけど、


ひとまず無視しません?


とりあえず動かしませんか?


いいえ、


動かしてください!




▶︎情報伝達のルート障害の場合は他のルートを


目で見たり、反対側の感覚や動きをつかってみたり、他のルートを使うことで補うことができないかを模索します


この他のルートを使用する場合、麻痺になる前の動きや感覚とは異なる可能性が高いです


なぜなら、



ルートが違うから。


もしかすると到達する場所も違うかもしれません。


だけど、1番大切なことは目的とする動きや働きができるようになることではありませんか


動きと感覚の違和感の修正はあとからにしましょう!!


その違和感があるのは、立派に脳の可塑性変化が生じ始めている証拠ではありませんか


ここですぐにやめてしまっては、十分な可塑性変化は生じません


その違和感を辿って、反復した練習を継続してみてください


いつの間にか違和感がなくなっていることに気がつくはずです


反復ってどれくらい??


500回くらいかな、1000回くらいかな


トレーニングを提供しているときの経験では(小宮統計なので信頼性は低いですが)


連続100回くらいで集中力が続かなくなる方が多いです


そのため、連続100回5セットは毎日続けたいところです



※それぞれの障害の重みによって運動/トレーニングをプログラムします


※このようなことをあなたとR-accion.が、よく理解するために提携先の湯浅クリニックでの「脳診察」がオススメ

→公式LINEメニューより「脳診察」の受付方法をご確認ください





ちょっと、お腹いっぱいになってしまいました


2)運動の連鎖

3)理解度/受け入れ度

4)運動に対する耐久性がどこまであるか

5)身体を動かす喜び、楽しみがあるか


については、次回以降のブログに掲載したいと思います!!


先に結論を言ってしまうと、


「とにかく動かす」


「自分が動かす」


です


セラピストに任せっぱなしで麻痺が良くなる?


それだけで良くなることも時としてあることも事実です


私も経験があります


でもおそらくそれは麻痺ではない


少し性質が異なります


それは皆さん自身がよく理解されているかと思います



R-accion.の麻痺専門の理学療法士とクライアントの共同作業で初めて個別性のある質の高いの片麻痺トレーニングを提供できます


最高の質になるように日々のトレーニングの中で、トレーニングに対する考え方や身体との向き合い方など、しっかりと説明しながらトレーニングを進めていきます


そして、クライアントと私たちの提供できるものが合致したときに最高のあなただけのトレーニングとなります


皆様のお越しをぜひお待ちしております!!




R-accion. 代表 小宮 良太

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