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ちゃんとやれば成果はでる

更新日:4月24日


「ちゃんとやっていますか?」


先日、リハビリ病院のスタッフ向けに研修会を開きました。


「ちゃんとやっていますか?」とその病院のスタッフに尋ねてきました


多くのスタッフが、不安そうな表情でした


それはそうですよね、経験年数の上のセラピストにそう言われたら私は震え上がります


日本語ってすごいですね


この短いフレーズの中にいろんな意味を込められる


相手の受け取り方次第で、意味は多様に。



あ、つまり、震え上がらせてきましたw



研修会の時間は30分、

わかりやすく効果を実感していただくために実技練習のみの会になりました。


病院スタッフの方々にはとても熱心に取り組んでいただけました。

楽しくてあっという間に終了時間に。

すっかり写真を撮ることを忘れてしまいました。



研修会の内容は麻痺の当事者の方々が知っている必要があると思い、今回ブログに載せることにしました。


ぜひご一読ください。



「ちゃんとやれば成果はでる」


さて、タイトルにもありますが、


私たち理学療法士が養成校レベルで習い、習得した技術で十分に効果が出せるということです。



初歩的な手技でも、効果を出せる


私が尊敬する熟練者では、基礎を大切にしている方が非常に多いです



効果とはいろんな意味が含まれますので、ここは説明したいと思います。


私なりの解釈ではありますが、


「誰かの身体へ、何かのアプローチをした時点で変化が出ることを効果」


変化は必ず起こります。


非常に見えにくく、わかりにくいことだとしても。


熟練者と初心者の違いは、この細かい変化をキャッチできるかどうかの違いです。


さらに言えば、熟練者はクライアントにこれを気づかせることができる者だと思います。


言って伝えるのではなく、気づかせる

※私もまだまだその領域には達せず、精進している身です



そして、この効果をクライアントの達したい目標やゴールに向かわせ、達成することが成果です。


つまり、


「目標に対する効果の積み重ねが成果」





「目標に対する効果の積み重ねが成果」


だから、目標がとても大事になるわけです


ここでリハビリ病院で生じやすいギャップがあります


医療者は医療制度上、生活を安全にできるようにさせたい


クライアント(患者)は、失ってしまった身体の動きや働きをもとに戻したい


一見、同じ方向を向いているように見えますが、


一度入院してリハビリを受けた方なら、このギャップがわかるはずです。


このギャップを抱えたままのリハビリは、きっと違和感を感じるはずです。



目標が違うからです。


このギャップが生じないように、


医療者はしっかりとそれぞれのプログラムについてわかりやすく説明する必要があります。


そして、クライアントは自分のしたい、やりたい、なりたいを本気で訴える必要があります。

伝える、ではなく、訴える必要があります。

医療者を信頼して訴えてください。


「どうしてやってくれないんだ?」


ではなく、


「もっとこうしたい!」


「着実にステップを踏みたい」


「一緒に山に登ってくれないか」


と。


大抵の医療者は煙たがるかもしれません。

すみません。でも諦めないでください。



必要があればラクシオンにご相談ください。



「ちゃんとやる」


では、ちゃんとやるとはどういうことでしょうか?



生活動作でも、


歩きでも、


更衣動作でも、


トイレ動作でも、


関節運動の集合です。


この関節運動に加えて、


場所にあった適切な運動量にするための計画(大脳、小脳の働き)


運動の誤差修正(視覚や触覚、平衡感覚など)


そのほか高次脳機能が加わっていくわけです



いくら高次脳機能がしっかりしていても、


全身の関節が固まってしまい動かなかったら、


身体を動かすことができません



いくら高次脳機能がしっかりしていても、


関節が動いたことがわからなかったら、


自分が身体を動かせていることに気がつくことができません




だから、関節運動がとても大切なんです



私たち理学療法士として、おそらく最も最初に習う手技がROMエクササイズ(関節可動域運動)です。


この最も最初に習った手技を徹底してやるんです。



関節を動かせば、関節の柔らかさは維持することできます。


関節を動かせば、関節の周囲にある無数のセンサー(感覚受容器や筋腱組織など)から感覚情報が脳へ送られます。


関節を動かせば、視覚的にも運動を理解できます


関節を動かせば、循環が良くなります


関節を動かせば、筋トレになります


関節を動かせば、、、、、、



だから、関節運動を徹底してやることが大切なんです



私がこれまでみてきた病院では、準備体操くらいの位置付けが大半です


「これから動かすから、ちょっとほぐすね」くらいの感じです



そこからしっかりやりましょうよ


関節運動だけでもちゃんと効果でますよ


と伝えたい、いや、訴えたい!!!



「ちゃんとやることの本質」


ただし、関節運動だけではまだ足りません


それでもやらないよりは良い



せっかくやるなら、しっかりとやりませんか?



「関節可動域運動」


関節可動域運動には種類があります


・他動運動


・自動介助運動


・自動運動


私はここに「等尺性関節運動」を追加したい



・他動運動


・自動介助運動


・自動運動


・等尺性関節運動


という種類があります、いえ、そうします



「他動運動」

これは簡単にいうと動かしてもらう関節運動です


力を抜いたままやってもらいます


関節の構成体(周囲の筋肉も含む)の柔らかさを向上させることや、


関節周囲の感覚を刺激することができます



「自動介助運動」

筋力が非常に弱かったり、


麻痺によって動きが発揮できない時に、


セラピストと一緒に動かす関節運動です


自分で関節を動かし切ることができない時にセラピストのサポートを受けながら行います


そのため、神経筋の興奮性などに働きかけることができます



「自動運動」

セラピストに頼らず、自力で行う関節運動です


運動による筋肉の出力の向上や、調整機能を向上させることができます



「等尺性関節運動」

関節運動としましたが、こちらは関節を動かしません


関節がどの方向にも動かないように力を込めておく運動です


ちょうど綱引きで両者が拮抗している時のように、どちらにも関節を動かさずに拮抗させている状態をつくります


これはセラピストの協力が必要です、慣れてくると自分一人でも可能になります。


関節周囲の神経筋の興奮性や筋力の向上、支持力の向上につながります。




これらの関節可動域運動の中から、


クラアントの目標と


クライアントの身体状況(適切な評価のもと)に合った手段を選び、


効果を重ねて、


成果を出す



これが私の考える「ちゃんとやる」です







神は細部に宿る



あなたは「神」という言葉の意味をどう捉えますか?






<< 麻痺の方へ届けたい Words >>


You can Do it !! But You don't....

やればできる、やらないだけ


Face straight any time

心も体も常に前を向くこと


Stronger than stroke

麻痺には負けない、絶対に。



ちゃんとやれば成果はでる



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Stronger Than Stroke

片麻痺専門トレーニングジム ラクシオン.

理学療法士 小宮良太

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