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意識には感覚を鮮明にする働きがある

  • 執筆者の写真: 良太 小宮
    良太 小宮
  • 2022年5月22日
  • 読了時間: 4分


リハビリやトレーニングの際に、


セラピストやトレーナーに、


「ここを意識して!」


と言われたことがありませんか?


でも、「ここを意識して!」って、何するの?


と思ったことありませんか?

そう言われたら、何を意識しますか?




よくよく考えてみると、、、

意識するって何?と思いませんか


そこにあることを認めれば良いのか?

肌や関節、筋肉をただ見ているだけで良いのか?

などなど



▼ Today’s Suggestion !!


☆チカラが入っている感触


☆関節が動いている感触

☆何かが触れている感触

 をキャッチするために意識してください


タイトルの[ 意識には感覚を鮮明にする働きがある ]というのは、

唯識の思想(横山紘一,講談社学術文庫)から抜粋したものです。

この本は仏教思想のうちの唯識の思想というものについて書かれた本です。

まさに、この本が示しているように、意識は感覚を鮮明にするのです。

一旦、この本から離れて、脳のオハナシです。


▼脳の働きには、[側方抑制]という働きがあります


この側方抑制というのは、

ニューロン(脳の神経細胞)において、

感覚刺激へのチューニングの精度を高める機構として広く知られています


??


もう少し簡単な表現を心がけると、

脳には、刺激による感覚(音とか、触った感触など)をチューニングして、


その優先度の強弱をつけることができます。


この精度が高まり、不必要な感覚情報をカットできることを側方抑制といいます。


私たちはこの側方抑制のおかげで、


例えば、大きなパーティで他人の声が聞こえる中でも、


会話中の隣の友人の声が聞こえます。


例えば、車を運転中に周囲の状況確認に加えて、ハンドル操作・ブレーキアクセルワークに集中できます。

わざわざ、座っているお尻の感覚の情報は意識に上ってきません。


つまり、


脳が数ある感覚のうち、意識をすることで、必要な感覚だけを強調するのです。


これを専門用語で[側方抑制]といいます

意識が脳神経の細胞の働きを調整し、必要な感覚を強調するのです。

だから、


「意識して!」と言われたら、


感覚をキャッチすることにフォーカスしてください。

動いているなら、動いている感触を

何かに触れているのなら、触っている感触を

チカラを入れているなら、筋肉にチカラが入っている感触を


感覚を強化するために、意識を使うのです。


▼がむしゃらにトレーニングしても効果は不十分です


効果を最大限にするなら、


どこに、どんな効果があってトレーニングをしているのか知った上で、


その感覚に意識を向けて、トレーニングする!

すると、

トレーニングは筋肉や関節などのカラダだけでなく、

アタマも疲れていくはずです。


結局、カラダを動かしているのは、アタマであり、脳です。


脳を強化できれば、


それに適したカラダになっていくはずです。


▼ I have a Suggestion !


意識して!

と言われたら、

それは感覚を強調するため。

だから、感覚や感触を感じ取れるように意識すること!



ぜひ、参考にしてみてください。



※個別の症状やリハビリ内容については、必ず担当の医師や療法士にご相談ください。





R-accion.代表の小宮良太

執筆者

小宮良太

片麻痺専門トレーニングジム ラクシオン.代表

登録理学療法士
脳卒中認定理学療法士
スポーツ理学療法認定理学療法士
大学病院、リハビリ病院、クリニック、訪問リハビリなど臨床経験15年以上
2022年4月より独立 ラクシオン開業(自費リハビリ 神奈川)



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