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【認定PT監修】麻痺の悩みを断つ!「動ける身体」をつくるためのボディイメージとニューロトレーニング

  • 執筆者の写真: 良太 小宮
    良太 小宮
  • 2024年4月22日
  • 読了時間: 6分

更新日:2 日前



2024/04/22

2025/10/29改訂


 脳卒中後の麻痺で悩む方へ。「イメージ通りに動かない」「手足の感覚が薄い」と感じていませんか?


 それは、脳内の「ボディイメージ」が乱れているサインです。


 この記事では脳卒中認定理学療法士が、麻痺のためのボディイメージを整え、麻痺のためのニューロトレーニングで「動ける身体」を再建する具体的な方法と、ラクシオンの哲学を解説します。



ボディイメージとは?あなたの感覚の「ズレ」をチェック


 ボディイメージとは、難しく聞こえますが、要は「自分のカラダが今どうなっているか」を脳が正確に把握している実感のことです。


 片麻痺の方にとって、この「実感が薄れていること」が、動きづらさや過剰な力み(痙縮)の大きな原因の一つになります。




▶︎あなたのボディイメージは乱れていない?【真っ直ぐ寝る実験と解説】


【実験】

 ベッドで目を閉じ、自分の感覚だけを頼りに真っ直ぐ寝てみてください。




 ご家族に確認してもらうと、体が曲がっていたり、麻痺側が強く歪んでいたりしませんでしたか?


 これはテストではなく、あなたの脳が体全体の「真っ直ぐな状態」を正確にキャッチできていないサインです。



▶︎麻痺によってボディイメージが乱れる3つの原因


原因 1:輪郭・サイズ・位置の情報(触圧覚の低下)


 麻痺側が動かせないことで触ったり握ったりする機会が減ることで、自分の手足の輪郭が脳から「見えなく」なります。


 手の存在感が薄れると、動かそうという指令自体が出にくくなります。



原因 2:曲げ伸ばし・力加減の情報(固有覚の低下)


 動きが小さくなったり、運動する機会が少なくなることで、「今、腕がどの角度で、どれくらいの力が入っているか」という深部感覚の情報が脳に届きにくくなります。


 その結果、力加減が難しくなり、ぎこちない動きになります。



原因 3:体の軸の傾き(平衡感覚の乱れ)


 体の軸が傾いても「真っ直ぐだ」と感じてしまうのは、視覚や耳(前庭器官)からの平衡感覚と、麻痺側の情報がうまく連動していないためです。


 これは転倒への不安にも直結します。



機能回復に「ボディイメージ」が不可欠な理由


▶︎理由1:運動の企画(計画)と調整能力の向上


 目の前のコップを取る動作一つでも、脳は「手のサイズ」と「コップまでの距離」を瞬時に測っています。


 ボディイメージの乱れは、この運動の企画(手順や力加減)をエラーさせ、ぎこちない動きや過剰な力みにつながります。


 正しいイメージは、スムーズな動きへの第一歩です。



▶︎理由2:意欲(モチベーション)とリハビリ継続の動機付け


 正しいボディイメージが作れれば、試行錯誤を通じて「次はこうすれば動く!」という達成感が得られ、これがリハビリ継続の最大の動機付けになります。


 私たちは、この「できた!」という喜びを一緒に見つけ出すことを大切にしています。




運動イメージのその先へ:ラクシオンの「麻痺のためのニューロトレーニング」



 イメージトレーニングは脳の運動中枢を活性化させる有効なリハビリの一つですが、「頭でイメージしたものを、どう現実の動きに繋げるか?」が最も重要です。


 この課題を解決するのが、ラクシオン独自のニューロトレーニング哲学です。



▶︎アドバイス:あなたの感覚の問題点を見極める


 解決策は「ボディイメージを構成する感覚の再入力」です。


 問題が触圧覚か、固有覚か、平衡感覚かを見極めることが最重要です。


 麻痺側を「ただ動かす」のではなく、「どの感覚が足りないから動かないのか」を探ります。


 ご自身での評価が難しい場合は、ぜひ専門家であるセラピストにご相談ください。



▶︎ラクシオンの哲学:「動く喜び」を脳に再配線する


 私たちラクシオンは、磁気刺激などの医療的な外部介入に頼るのではなく、あなたの「自らが動く力」と「正しい感覚入力」を集中的に組み合わせることで、ボディイメージを再構築します。



ニューロトレーニングとは

 単なる運動ではなく、あなたの脳に「この動きは正解だ」という成功体験の信号を反復して送る「学習時間」です。


 あなたの脳が最も効率よく動ける「正解の動き」を一緒に見つけ出し、「動ける身体」のボディイメージを定着させることが、私たちの使命です。


※ニューロトレーニングについて詳しく調べる






まとめ:ボディイメージを「動ける実感」に変えるために


 麻痺によって失われた「自己身体に対する実感」を取り戻すことが、機能回復の近道です。


 このプロセスは、脳卒中認定理学療法士があなたの感覚の状態を詳細に評価し、最適な【麻痺のためのニューロトレーニング】を行うことで加速します。


「できない」を背負っている人を、ゼロに。


あなたの目標達成を私たちにお任せください。



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麻痺には負けない、絶対に

ラクシオン代表 小宮良太

執筆者

小宮良太

片麻痺専門トレーニングジム ラクシオン.代表
脳卒中認定理学療法士
大学病院、リハビリ病院、クリニック、訪問リハビリなど臨床経験15年以上
2022年4月より独立 ラクシオン開業(自費リハビリ 神奈川)


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〒243-0018 神奈川県厚木市中町3-15-1 シャンボール本厚木1-A号室 (小田急線本厚木駅北口より徒歩5分)





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